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子どもの絵の見方と表現を引き出すアプローチ [講師出講]

9月20日(木)、理事長の小村チエ子が宝塚市の保育士研修にて講演しました。勤務終了後の6時~8時という、疲れもピークの時間帯にも関わらず、150名近くのご参加をいただき、熱心にお聴きいただきました。ありがとうございました!

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お伝えしたテーマの柱は、次の3つ。

1.子どもの表現は子どもの存在そのものであるということ
2.子どもの絵の見方、特に危機のサインについて
3.子どもの表現を引き出すアプローチ

特に今回は、絵の苦手な子どもにどうやって表現と親しませるか、ということに悩む保育士さんが多いということで、その点にもポイントを置きました。

幼児期の表現は、子どもにとって意味のあること、大切なもの、望んでいること…そうした心の声の表れです。こうした前提に立ち、なるべく手を加えず、受容的にかかわることが基本となります。技術的な上手下手という観点から評価したり指導したりすると、子どもは表現すること自体をしなくなってしまいます。これは子どもにとって、一つの言葉を失うに等しいことであり、大人にとっても、子どもとのコミュニケーションの回路が閉ざされることになってしまいます。

こうした幼児期の表現活動の大切さと、その見方、そして支援の仕方について、100点以上の作品事例を挙げながらお話ししました。日ごろ多くの子どもたちと関わっている保育士の方々には、絵とつながった子どもの心の状態は、思い当るところが多かったようで、大きくうなづきながら、熱心にメモを取りながら、聴いておられました。[目][耳]

講演の後、30分ほどのミニワーク。ぐるぐるなぐりがきと、オリジナルワークブック『こころの目で見てかく本』を使ったワークを体験していただきました。クレヨンを持ち、手を動かし始めると、静かだった会場がとたんに賑やかになります[ひらめき]

実は保育士さん自身も絵に苦手意識を持つ方が多く、どうしても保育の中でお絵かきを取り入れることに消極的になってしまう…とのことでしたが、こんなやり方もあるのだな、こんなことからも個性豊かな表現が生まれるのだな、ということを体験していただけたのではないかと思います[アート]

絵は心の声―特に、言葉が不十分な幼少期の子どもにとっては、自分と世界の関係を表し、夢や願望を伝え、心の危機を発信するメディアでもあります。この研修が、子どもの自発的で自由な表現を引き出す一助となることを願っています。
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